おくらあえ

おくらの脳内を和え和えする。

トリプル楽しいからPT一式配布

タイトルの通り、今回はトリプルのPT一式を配布することにしました。



動機としては、夏休みという時間がある中でしか、トリプルというルールに手を出しづらいのではないかと考えたから。



もちろん、僕自身にも時間があるからやるのですが・。・







けどトリプルは本当に楽しいルールだと思います。


以下のBVを観てみてください。

※相手は僕のサブロムでこちらが動きやすいようなポケモンにしています。

37-40961-80393




経験談になりますが、トリプルをやって、シングル一本の時よりも視野が広がった気がします。

たとえばブルンゲルが主力アタッカーであったり、

また冷静4vAS0のシャンデラがいたり、エムリットやパチリスカポエラーが活躍したり。

左右のポケモンが真ん中と入れ替わったり(ムーブ*1)。

最近では僕はコータスを使っています。






さきほど使用していた今回配布するPTは、そんな他ルール眼を見事に打ち砕くPT、五月雨トリパ、通称「サミトリ」です。サミダレさんが構築されたトリックルームPTなので、五月雨トリパといいます。

トリプルでは6体選出のため、構築の完成度が他ルールに比べ影響しやすいのですが、この構築はほんとうに完成度が高く、やりたいこともはっきりしていて、はじめたばかりの僕でも扱うことができました。

レートもすいすい上がりやすく、見たことのない技やコンボがまだたくさんあって、やっていてわくわくできるような対戦ルールです!






では早速以下に詳細を載せていきますが、その前に僕がいつもツイッターでつぶやきを拝見している※4名のトリプラーをご紹介(@^^)/~~~

※偏見と独断です。



●Dieness(だいねす)さん
@Dieness_Hina

自称クレセリア愛好会で、じっさい構築には常にクレセリアがおります。いつも優しく接してくれ、つよくて美しい、エレガントトレーナー(♂)。



●パメラさん
@PAMELA_emuritto

常に新しいPTを構築し続け、高レートをキープし続けている方。トリプルは人口が少なく、同じ人とマッチすることが多々あるのですが、パメラさんは特にトリプルに出没されており、彼と連続マッチ、通称「無限パメラ」の洗礼を受ける人は少なくありません。



●ぷらねさん
@pokenetta

フォロー当時(おおよそ1年前)からキュウコンのアイコンで、ポケモンの構築には常にキュウコンがおります。キュウコンが怖いなんて、彼とトリプルでマッチするまでは思ってもいなかった。



●ユダヤさん
@yudaya4525

マッチしたことはないけど、彼も晴れパを使います。レジロックやらチェリムやら怖いよぉ。よくぷらねさんと晴談義しているのをタイムラインで見ることができます。


※五十音順


とっても楽しい方々なので、ぜひフォローされてみてはいかがでしょうか(*^^)/!





では以下からサミトリについて書いていきます。

  • index

この順で書いていきます。

ポケモン紹介では随所で、トリプル特有の仕様についても触れていますので、ぜひご覧ください!




では配布の詳細からです(*^-^)/


■配布の方法と日時

日時2012年8月20日0:00 〆切
方法Twitterで参加表明⇒抽選




種族名Lv.OL理由
ドーブル50
カポエラー55インファイト
ブルンゲル61しおふき
ユキノオー50
シャンデラ50
モロバレル50
サザンドラ64進化

〆切である8月20日の午前0時までにツイッターアカウント
@Okuradayo_
に参加の旨を書いたリプライを送っていただければおkです。受理の確認はリプライで行いますので、自分からのリプライが無ければ再度表明をしてください。


配布するのは以下のポケモン紹介で挙げる7匹

  1. ドーブル
  2. カポエラー
  3. ブルンゲル
  4. ユキノオー
  5. シャンデラ
  6. モロバレル
  7. サザンドラ

で、当選された方1名に、7匹すべて譲渡いたします(持ち物はつきません。またPPはマックスでありません)。すべて北米NN可能の色違いです。



では以下から、そのポケモンを1匹ずつ簡単に紹介していきます!











ポケモン紹介

シングル的な眼で見れば、なんだこの低種族値パ。
※はみ出ているサザンドラについては、後ほど解説します。

ドーブル

略記号HABCDS
実数値1414077*65139
ねこだましフェイントよこどりいかりのこな
持ち物こだわりスカーフ
備考マイペース

昔はフェイント/よこどりの枠にダークホールが入っていて、対策する側も大変だったそう。いまでは規制され、昔よりもやりやすくなっていると聞きます。

こだわりスカーフを持っている理由としては、いかりのこな(このゆびとまれ)の優先度が+3であるからです。

優先度+3にはねこだましもあり、それを使用してくるポケモンのほとんどは、ドーブルよりもすばやさが高いもの。

▽いかりのこな・このゆびとま
優先度+3。相手の攻撃を全て自分に向ける。

ねこだまし
先制攻撃(優先度+3)で相手を必ずひるませる。出てきた最初のターンしか使えない。

もし、スカーフを持たなければ、ねこだましドーブルがひるみ、トリックルームの起動役にちょうはつを入れられ、崩されてしまいます。

トリックルームを用いたPTは、それが発動できないだけで、相手に良いように崩されてしまうのが難。そのためこだわりスカーフ+いかりのこなは必須といえます。

またいかりのこな以外で相手の攻撃をトリル起動役に届かせないねこだまし、相手のトリックルームを封じようとするふういんやひかりのかべなど、攻撃の邪魔になるものへのよこどりが必須となり、これらをすべて覚えるドーブルが採用されます。

耐久が低く、トリル起動のターンに落ち、後ろからユキノオーシャンデラを投げて、一気に削っていけるのも、ドーブルならでは。

残る1枠には、てだすけやフェイント、いかりのまえばなど、腐りにくくなるような技を組み込みます。

▽フェイント
先制攻撃(優先度+2)。
ダメージを与えるときに相手が「まもる」「みきり」を使用していても命中し、それらを解除する。また「ワイドガード」を使った相手に使うと、それを解除する。

▽よこどり
優先度+4。
相手がそのターンに使用した、回復系のわざ、能力を変化させるわざの効果を奪う(ひかりのかべ、おいかぜ、みがわり、ふういんなども対象)。

カポエラー

略記号HABCDS
実数値157134116*144103
インファイトねこだましフェイントワイドガード
持ち物かくとうジュエル
備考いかく


トリプルのために産まれてきたんじゃないかと言わんばかりに優秀な技と特性を持ち、トリル起動までの補助から、攻め、サミトリの苦手とするバンギラスの処理まで行います。

具体的には、初手で出ていき、威嚇+ねこだましorワイドガードで、トリル起動役に攻撃が届かないようにします。

▽ワイドガード
味方全員に当たる攻撃を1ターンの間防ぐ。連続で出すと失敗しやすい。

とくにいわなだれぶっぱや、放電+地震が怖いため、トリルを確実に出すためにもワイドガードは重要になってきます。

サミトリの特徴である多段の範囲攻撃を相手のワイドガードで防がれぬよう、フェイントも確定。

最後にヨプもちH252振りのバンギラスまで確定で落とせるジュエル+インファイトを持っています。



ブルンゲル

略記号HABCDS
実数値207659115012558
しおふきトリックルームじこさいせいしんぴのまもり
持ち物みずのジュエル
備考ちょすい

トリル起動役その1。またPTの貴重な水アタッカー枠です。

サミトリは主に上記2体によってこのポケモンのHPを保ったままトリルを貼り、みずのジュエル+しおふきの大きな火力で削るところから始まります(正確にはドーブルが落ちた後にユキノオーを出して同時に攻撃か、初手にモロバレルを置いているかの場合)。

トリル下で大きく削るため、また範囲攻撃で命中も100と安定の潮吹きに加え、トリックルームが確定。

しおふきの火力を戻すためのじこさいせいに加え、トリル下モロバレルや、重力催眠などに崩されないようしんぴのまもりが入っています。

特性については、雨PTの攻撃を吸収できるちょすい。
ですが、相手の雨PTには元から打点が無い上、被弾が多くなるトリプルにおいては、のろわれボディ+じこさいせいの方が強く感じます。

実際、一度ちょすいにしていたがために、負けてしまった試合がありました;。;
気になった方はぜひ、自分で変えてみて、使ってください。



ユキノオー

略記号HABCDS
実数値1951149615810658
ふぶきこおりのつぶてウッドハンマーまもる
持ち物いのちのたま
備考ゆきふらし

このPTの攻めの要。
ふぶき(orウッドハンマー)+しおふき+もう一匹の何かで完全に縛り、相手をガンガン削っていきます。トリル下でユキノオーが出たらほぼ勝っていると言っても過言じゃない。

すべての技に対して火力をあげたいので命の珠もち。このウッドハンマーで、H252水ロトムを確定1発です。

のこりは非トリル下でも打てるこおりのつぶて、先制技の集中を防ぐまもるが入ります。



シャンデラ

略記号HABCDS
実数値1676011121611076
シャドーボールねっぷうトリックルームまもる
持ち物ほのおのジュエル
備考もらいび

トリル起動役2。
加えて、カポエラーが出ていない時に、相手の鋼や氷に対して、しおふきorふぶき+ねっぷうで削っていきます。

ほかにサブとしてシャドーボール、対雨などの際に隣のモロバレルで眠らせる時間稼ぎにまもるが入っています。

ねこだましが効かず、地震や岩なだれを誘いやすいので、カポエラーと先発で並べてトリックルームを展開していくことも多々あります。



モロバレル

略記号HABCDS
実数値2209011810511631
ギガドレインキノコのほうしいかりのこなみがわり
持ち物くろいへドロ
備考ほうし

初手の相手のでんき・くさ、また雨パへのコマとして採用。高い耐久+いかりのこな、最遅30族でキノコのほうしがつよい。

トリプル、とくにサミトリは、2匹で縛っている間に1匹が暇になるターンが時折あるため、次ターンに備えてのみがわり⇒いかりのこなもつよい。

攻撃技には安定した草技、ギガドレインが入っています。

特性は相手にトリル中にマヒをさせてしまう可能性のあるほうしよりも、再生力の方が良いのですが、孵化当時はほうしのみだったので、まだこのままにしています。配布のものもほうしですが、気になる方はさいせいりょくで使ってみてください。



サザンドラ

略記号HABCDS
実数値177112111192111142
あくのはどうりゅうのはどうきあいだまかえんほうしゃ
持ち物こだわりメガネ
備考ふゆう

以上の6体でもきついのが、エスパー・ゴーストタイプによるふういん。もちろんドーブルのよこどりで逆に縛ることもできるのですが、それだといかりのこなが使えず、トリル起動役は身動きができなくなります。

そこで、どこに位置しても相手のエスパー・ゴーストを逆に縛ることのできるサザンドラを投入することが時折あります。

あくのはどう・りゅうのはどう
トリプルでは「はどう」とつく技、ひこうタイプの技が端から端に届く。

これで、サザンドラドーブルブルンゲルorシャンデラで、トリルを使うことができます。

サザンドラ自体、じしん+ほうでんにもつよく、はどう技を2つも覚え、種族値もよい高スペックなポケモンであるため、僕も時々サミトリに入れています。今回の配布ではこのサザンドラもいっしょに配布します。





以上、簡単ですがポケモン紹介でした(*^-^)/


■選出と立ち回り

トリプルは6匹すべて選出するため、他ルールよりも最初の3匹の選出のパターンが多くなりがちです。ですので、今回はここに、簡単な基本選出と対天候の選出を記載していきます。



・基本選出(1)

・基本選出(2)

もっとも基本となる選出が、トリル起動+ドーブルカポエラー。相手が旅パであったり、とくにギミックのないPTだったりするときは、基本このどちらかの選出になります。




・対晴選出

or

or

相手にダーテング(+キュウコン)がいる場合、スカーフドーブルよりもSが速いことの方がほどんどであるため、いかりのこな+トリックルームができず、ふういんやちょうはつをもらってしまいます。

そのため、晴+ジュエルのシャンデラのねっぷう、もしくはドーブルorシャンデラユキノオーで天候を変え、ブルンゲルのしおふきで相手の駒を先に倒しておくことの方が後半有利になることが多くあります。

ふういん(優先度+4)を選択して相手のねこだまし(優先度+3)を避けつつ、キュウコンのしんぴのまもりやシャンデラのふういんを奪うのも1つの手です。

ねこだましを使うポケモンがいないようであれば、相手シャンデラなどのふういんに注意しつつトリックルームを展開していきます。




・対雨選出

or

こちらも相手にルンパッパ(+ニョロトノ)がいる場合は、スカーフドーブルよりも速くなっているため、ねこだましを受けてしまいます。

雨の場合、ちょうはつ持ち+ルンパッパ+ニョロトノであれば、モロバレルはいかりのこなを選択し、ちょうはつ持ちに対して雨+ジュエルしおふきを打ち込みます。手の空いたカポエラーニョロトノねこだましを撃っておきます。

もしキングドラ+ルンパッパ+ニョロトノなどであればちょうはつはないので、トリックルーム+いかりのこな+カポエラーユキノオーに交代かねこだまし

雨パはなみのりを絶えず撃ってくる場合もあるので、カポエラーはワイドガードを選択するのも手です。




・対砂選出

or

or

or

砂のほとんどは、バンギラス+なにか+トゲキッスorトルネロスorクレセリアであるため、カポエラーを確定で選出。

ねこだましorワイドガード+いかりのこな+トリックルーム、でトリル起動には困らないのですが、バンギラスがくろい鉄球を持っている場合は、ブルンゲルより早く行動してくるため、いわなだれや悪技を考え、いかりのこなやワイドガードを選択していく必要があります。

地震やいわなだれを誘いやすいシャンデラを選出することもよくあります。




ここまできて既に気付いた方もおられると思いますが、ちょうはつは優先度±0で端から端に届かないため、もしブルンゲルの前2体にちょうはつ持ちがいなければ、攻撃を防いでおくだけでいいですし、逆に目の前にちょうはつ持ちがいれば、それだけで誰がどう行動するかはいっきに制限されてしまいます。


こればかりは避けようがなーい・。・



何戦もやって、相手がどういう並びで出してくるのか、ある程度予測できるようになると楽ですね。

ちなみにぼくはそんなことできまーーーーーーー

せん!・。・!








今回の記事で、すこしでもトリプルに興味を持たれた方が増えたらいいなーと思います。



上記した4名のトリプラーはトリプルの定期大会にも参加しておられます。ユダヤさんやパメラさんのブログをのぞいてみるといいんじゃないでしょうか!





では、たくさんの方のご応募お待ちしております(@^^)/~

*1:1ターン分の行動を使用して、左右端のポケモンが中央のポケモンと位置を入れ替わること。左右から中央へしか動けない。左右が入れ替わるわざに「サイドチェンジ」があるが、中央のポケモンはムーブを使えない