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おくらあえ

おくらの脳内を和え和えする。




TVアニメ『ラブライブ!』第9話 観後感

第9話:「ワンダーゾーン」

前回のあらすじから。声の担当は希。オープンキャンパスの結果次第で、廃校の是非が問われることとなり、自分らの活動をさらに押し進めていくこととなった穂乃果たちμ'sと絵里たち生徒会。そんななか、穂乃果らは絵里に対して練習のコーチを依頼する。コーチとして彼女らと接するうちに、μ'sのメンバが本当にやりたいことをやっているということ、そして自分が本当にやりたいことが浮き彫りにされ、絵里が初めて涙を見せた。そんな絵里に穂乃果は素直に手を差し伸べ、また絵里も、μ'sのメンバとなった。オープンキャンパスでは「僕らのLIVE 君とのLIFE」を披露したが、はたしてその結果は・・・。

穂乃果がくるくるくる~と口に出して登場するところから。豪くテンションが高い。花陽曰く、アンケートの結果がよかったらしく、廃校はもうすこし様子をみてから、だそう。というか、


サッカー部とかあるんだ・・・。



さらに、部室も広くなったとのこと。アイドル研究部の隣にこんなところが・・・。9人が踊ってもまだ余裕がある程度に広いと思われる部屋。穂乃果はまたくるくるくる~と喜ぶ。

しかしまだ廃校の可能性が消えたわけではない。そう指摘する絵里と、まともなことを言ってくれるメンバに感激する海未。おもしろいのにかわいく見える不思議。

部室に入ってきた希がさっそく練習をと

おかしい・・・なにかが・・・

太すぎぢゃね(小声)


とまあコレは置いといて、練習をはじめようと希が言うが、ことりは用事があると言って抜けだしてしまう。最後に来たにこと真姫も含めた全員が彼女の最近のこういった行動になにか疑いをかけているよう。

校門を潜るその手前、スクールバッグとその外ポケットから覗く1枚のスナップのカットで、アバンタイトルが終了。


  • オープニングタイトル

Blu-ray発売ですね。


  • Aパート

いつもの某ランキングサイトのスクリーンのカットから。最期に見た正確な数字が999位だっただけに、50位という数字がすごいものに思える。

ランキングに、女性ファンがついたこともあったと考える海未。絵里のモデル体型にあこがれる同性は多いようだ。「さすが3年生」という穂乃果だが、他の3年生は太いのとちっちゃいのである(超小声)。アニメではにこの表情が本当に豊かで、見ていてとても楽しい。地味に花陽もすごい顔になっている。

モデル体型で見るからにクールアイドルな面とは裏腹に、絵里はすこしおっちょこちょいな面もあるという。このギャップにやられる人は少なくないだろう。よしダイエットだ、と言う穂乃果。それより身長をあと5cmは伸ばせるように努力した方が良いかも。

教室の窓から穂乃果を呼ぶ声が聞こえる。声の主は、第3話「ファーストライブ」で穂乃果・海未・ことりの手助けをしてくれたヒデコ(三宅麻理恵)、フミコ(山本希望)、ミカ(原紗友里)の3人。ここで彼女らの声援を入れたのは、話の遷移のためか、他に意味があったのか。

その遷移として、話は真姫が言う、これからのランク競争についてになる。たしかにどの世界も、上に行けばいくほど厳しさは増す。なにか思いきったことをしなければと絵里は提案するが、ここでにこがその前にやるべきことがあるという。



カットは変わって、残暑が厳しい秋葉原のゲマズアキバ前に立つμ'sメンバたち。サングラスにマスク、さらにはマフラーにコートと、この時期にはひどくおかしい格好。にこ曰く、有名人には街に紛れる格好というものがあるということだが、これだと逆に目立ってしまっている。ばかばかしいと真姫。

と、別な方から凛の驚く声がする。うわぁああぁあああああ、うっわぁぁぁあああああああああ、うぅうぅわぁぁぁぁぁぁの鹿子はやりすぎ。見るとスクールアイドルショップなるものがあり、アイドルヲタの花陽はきらきらと目を輝かせ商品を眺めている。

その中のひとつの缶バッジを凛が取って見せる。かよちんに似てると言う凛だが、それはまさしく花陽。見てみると、μ'sのコーナがあり、おまけに人気爆発中と書いてあるポップまで。

感動し、動揺するメンバたち。矢澤はうるさい。

というかこういうのって肖像権とかどうなってるんだろう(小声)

結局にこは自分のグッズを見つけることができたようだが、そのとき穂乃果は別なものを見ていた。それはまさにことりが、メイド服を着てかわいげなポージングをしているスナップだった。他のメンバらが、こういった形あるものを見て、実際にファンの存在を感じ感動している最中、穂乃果はじっとスナップを見つめ続けていた。

そのとき外でことりの声がする。自分の生写真があると聞いて、あわてて回収しにきたよう。気付いた穂乃果らが声をかけ、ひぃっとリアクションすることりがかわいい。

咄嗟にガチャガチャのカプセルで目を隠し、外国人調で喋り出すことり。絵里の目がツボ。

「チガイマース」

「ソリデハ,ゴキゲンヨォ~」

「ヨキニハカラエ,ミナノシュウゥ...」

「サラバッ!」

この部分だけ音声ファイルで保存して着メロにしたい(二度目)。

この「ヨキニハカラエ、ミナノシュウ...」「サラバッ!」の部分はことり役である内田彩氏のアドリブらしく、さすが2年間つとめてきているキャラのかわいさを引き出し方がわかっていると感心すると同時に、感謝したい気持でいっぱいである。

それからことりは秋葉原をくねくねと逃走する。実際にこのルート(劇中のルートどおりではないが)を歩いたが、やはりくねくねと走っていて、きっちり現地取材をしたであろうアニメ製作スタッフらの真剣さが地味に伝わってきた。

路地を抜けた辺りで一呼吸おいたことりだったが、結局希に見つかり、事情を話すこととなった。ていうか希どう来たねん。



ことりの働くメイドカフェで事情を訊くと、やはりことりがあのミナリンスキーだったよう。かわいいものが好きなことりは、メイド服を着るとそれだけで気持ちが高ぶり、いつもより積極的になっていたようだった。しかしそれは衝動的なものではなく、穂乃果・海未と共にμ'sとして活動をしていくうちに気付いた、自分の積極性や自主性の無さを改めようと考えてのことだった。穂乃果も海未もたいしてそんなことは気にしていない。衣装を作るという、大変重要な役割もことりが担っている。しかし、ことり本人にとって、2人の背中をみて付いていくだけの自分は、やはり認めがたいものだったらしい。

ことりらと別れ、日が暮れかけている秋葉原を歩く、絵里・穂乃果・海未。ことりがあんな悩みを持っているとは思わなかったと穂乃果。たしかに自分も、ことりが楽しそうに衣装を作っている姿勢からは、悩みがあるとは想像しがたかった。

ん?

なんか

なんかおるううううううううううううううううううううううううう

くわしくはこちらの動画で。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20325339




話をもどして、
絵里は、案外みんなそういう悩みがあり、また自分のことを優れていると思っている人間はほとんどいないと言う。だからこそ努力するのかもしれない、とも。

努力して成長して、また周りの友達も成長して...友達はライバルのようだ、それを聞いた穂乃果と海未は自然に顔を合わせて微笑んだ。

淡路坂の前でわかれた絵里と穂乃果・海未。穂乃果は、なんでも自分よりうまくこなせる海未にたいして、自分を見て頑張らなきゃと思ったことがあるのか訊いた。海未は数え切れないほどに答える。どういうところがそうなのか、悔しいからという理由でそこは教えてくれなかったが、穂乃果は海未を尊敬し、海未は穂乃果を尊敬している。このシーンで、彼女らがお互いに尊敬し合える存在であるということがわかった。



シーンが変わって、絵里が神田明神を訪れるところ。気付いた希を連れて絵里はまた秋葉に戻ってきた。そして、


さっき街を歩いていて思ったの。

次々新しいものを取り入れて、毎日めまぐるしく変わっていく。

この街は、どんなものでも受け入れてくれる。

一番ふさわしい場所なのかもなって―

私たちの、ステージに―。

なにかを思いついたような絵里に、黄昏時の風に髪をゆらすことりのカットでAパートが終了。


  • Bパート

目をつむり凛とした表情のことりのカットから。なにかを考えていたのかと思いきや、突然くわっと目を開いてぶつぶつ言いだす・・・。一体何をしているのか。

シーンが部室に変わる。絵里は昨日希と話していたこと、秋葉原で何かをやるということに関して、ライブをやると提案。人が多い秋葉でライブをやるのに、海未は若干の抵抗をするが、皆乗り気で結局開催するということで決定に。しかし3話の時の抵抗っぷりから見ると、海未もかなり人前に出れるようなメンタルに成長している。

さっそく日程をと張り切る穂乃果を遮り、絵里がことりに作詞を依頼する。絵里曰く、秋葉原で働いていることりだからこそ、秋葉チックな詞ができるのでは、ということだった。他のメンバも快諾し、ことりを応援する。

というわけで作詞を一人学校に残って続けていることりだったが、やはりなかなか思い浮かばない様で、彼女の頭の中のメルヘンワールドが紙に吐きだされ続ける。

体育のときも、休み時間も考え、時には図書館で本を漁り、授業中も考えるがなかなか思いつかないよう。担任教師からもお叱りを受ける。

やはり自分にはダメかもしれない、そうノートを閉じたことりに、穂乃果はついに声をかけた。とっておきの方法があると。



シーンがメイドカフェに変わる。ことりは最高の笑顔と声でおかえりなさいまでご主人様と言ってみせる。さすがにレベル高い。
穂乃果も同じセリフを言う。この時穂乃果のキャストの新田恵海は「江戸っ子を意識した」そう。そして海未も、小さく、同じセリフをなんとか言って見せた。かわいい、ばっちりということり。たしかにばっちり。

穂乃果の提案に、他のメンバらも集まってきた。結局みんな協力してくれることとなったようだ。

それにしても、ことりは普段のときと比べてメイド服を着ているときは一層輝いて見える。それは外面の変化だけでなく、彼女自身の気持ちの変化も顕著に表れているからだと思う。穂乃果もそう言う。


うん、なんかね、
この服を着ているとできるっていうか
この街に来ると、不思議と勇気がもらえるの。
もし思いきって自分を変えようとしても、
この街ならきっと受け入れてくれる気がする。
そんな気持ちにさせてくれるんだ。
だから好き!


そこで穂乃果は気付く。このことりの素直な気持ちを、そのまま歌に乗せるだけでいいと。感じたことや見たことをそのままに。


ここで挿入歌2CDのトラック2として収録されている「Wonder zone」が流れる。「ラブノベルス」「輝夜の城で踊りたい」などの作曲を手掛けた佐々倉氏が作曲をしたというだけあって、カラオケで聴くとやはり他のラブライブ!楽曲とは一味ちがうサウンドが楽しめる。

曲に合わせて、ライブをやるまでに至る経緯が見られる。ちなみにこのライブをやっている場所はベルサール秋葉原。3月10日に行われたシークレットイベントの会場と同じということで、さすがアニメと三次元活動の連動を意識しておこなっているだけにやることが計画的である。



曲がおわると、日が暮れかけ、橙色に染まる空を見ることり・穂乃果・海未の3人が神田明神男坂の上に立っているシーン。

ライブは大成功したらしい。結局みんなの協力があって、ことりは歌詞を書きあげることができた。穂乃果はことりのおかげというが、ことりはみんなのおかげと言う。自主性に欠ける自分を嫌い、一人で作詞のすべてをやろうとしていたことりもやっと、メンバらの存在の大切さと意味に、改めて気づくことができたのだと思う。

話は3話の「ファーストライブ」に。 あの頃は3人で、観客はほぼゼロで。それでも集まったヒデコ・フミコ・ミカらと、メンバとして加入してくれた花陽・凜・にこ・絵里・真姫・希。つい3,4ヶ月前のことだが、遠い昔のことのように感じられる。

過去を思う3人が次に考えたのは、卒業のことだった。彼女らは2年生。すでにそれも4ヶ月ほど過ぎ、高校生活も残すところあと半分ほどしかない。そのことを思うとことりは泣いたが、穂乃果はずっと3人が友達で、好きでいると、ことりを抱きしめた。


  • エンディングタイトル

「Kotori Minami」と書かれた封筒の画、そして飛行機のイラストとことりの寝顔。これらが何を意味するのかを考えると、真っ先に行きつくのは「Wonderful Rush」だが、コレは「Wonder」つながり或いは南ことりつながりで何か次回にあるのだろうか。

曲は「きっと青春が聞こえる」の南ことり(CV:内田彩)ver.。これだけで十分、内田彩氏の声の魅力が分かると思う。



  • 総括

8話でμ'sが9人となり、初めてのライブ活動回であるとともに、ことりの葛藤をもとに、絵里を加えたμ'sメンバの存在や関係が描かれた。またμ'sの知名度上昇の示唆、3話以来描かれなかった2年生組の友情などを含み、9人そろったところで一旦話を整える回ともなった。にこの自宅が判ったりなどの細かな要素も含まれていたり、秋葉をことりが走り回ったりと、聖地巡礼にも花が咲くものとなったと思う。
次回は「先輩禁止!」ということで、希・絵里・真姫が布団に入ったまま何かを会話している様な画が見られた。お泊り回か、「Wonder」つながりで何かまたおもしろいものが発見できるのか、楽しみである。

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