おくらあえ

おくらの脳内を和え和えする。

TVアニメ『ラブライブ!』第2話観後感

TVアニメ『ラブライブ!』第2話をBS11で視聴。結論から言うと前回に増して神回だった。以下、観後感を綴りたいと思う。

第2話:「アイドルを始めよう!」

前回のラブライブ!と称して、おさらい。
(第1話の簡単な流れと観後感はこちら

そのあと、校門前→桜並木で、生徒たちが登校するシーン。
豪い桜が咲き誇ってる、春真っ盛り。

その後、シーンは紙きれ一枚に替わる。何かと思えばそれは「講堂使用許可申請書」。なんと2話時点で、穂乃果たち、ライブをやろうと考えているらしい。意気込みはさすがだが、序盤からひやひや。BGMもコミカルに絵里の呆れたような心情をあらわす。

話をきくと、新入生歓迎会でおこなうよう。絵里は呆れているが、希の方はなんだかたのしそう。否定することなく、2年生たちの肩をもつ。

仕方なく申請は許可したようだが、絵里はやはりそのことに疑問を抱く。なぜ彼女ら、2年生の肩をもつのか。若干の間。気になる・・・。

しかしまあ、数秒後には、そういえばそうだわとしか言いようがなかった。希は占いがすきな女の子。カードを何度試しても、そうしろと言うらしい。

はたしてこれが吉となるか凶となるのか・・・。

窓から勢いよく吹き込む風にのった桜の白で、画面は替わり、オープニングへとはいる。

  • オープニングタイトル

当然だが、前回と同じく「僕らは今のなかで」。

歌詞は文字は定かでないが、以下音だけで暫定。



まっすぐな思いが みんなを結ぶ
本気でも不器用 ぶつかり合うココロ

それでも見たいよ 大きな夢を
ここにあるよ 始まったばかり

分かってる
楽しいだけじゃない 試されるだろう

分かってる
だってその苦しさも未来

行くんだよ
集まったら強い自分になってくよ

きっとね 変わりつづけて
We'll Start!

それぞれが好きなことで頑張れるなら
新しい場所がゴールだね

それぞれの好きなことを信じていれば
トキメキを抱いて進めるだろう

怖がるクセは 捨てちゃえ
とびきりの笑顔で 飛んで飛んで高く

僕らは今のなかで 輝きを待ってた

※一部他ブログを回って判らないところを修正。

フォーメーションとしては

[前列]花陽 海未 穂乃果 ことり にこ
がこちらを向いて立っているところを
真姫と凛が花陽側に、希と絵里がにこ側に移動して
3*3*3で学年ごとにわかれている。

その後
穂乃果*海未
ことり*にこ
希*絵里
凛*花陽*真姫
とアン・シンメトリーなかたちにばらけて

って書こうとおもったが、かなりめんどくさい上に
コレこそ百聞は一見に如かずなので省く。
あくまで個人的感想を載せる、危うく目的を見失うとこだった。

  • Aパート

海未ちゃんが穂乃果を叱るシーンから。ドラマCDなどでも時折見られたが、映像になると目の開き方などがよくわかって、かわいさが増す。さらに、穂乃果に知らされないうちに、自分たち3人がアイドルをやるとの告知を掲示板に貼っていたと知り、ぷんぷんしながら教室へ。
教室ではことりが何やら真剣に描いている。「こんなもんかなぁ~」と上げたそのノートには、自分たちで着る(予定)衣装が。海未はまた恥ずかしそうな表情や衣装の露出の多さに驚いた表情を見せるが、ここもまたかわいい。けどそれ以上にことり(CV:内田彩)の「こんなもんかなぁ~」が文章じゃぜったい表現できないレベルで耳と心にひびく。しぬ。

その後、素足にこの短いスカートで大丈夫だろうかと心配し、海未が自分のふとももをみつめるシーン。穂乃果がその直後に言うセリフと同じ意味のことを、まさかテレビの前でつぶやくとはおもわなかった。絵コンテすばらしい。

その後も肩を上下して怒ったり、海未の表情がころころと変わるのがおもしろい。

そしてここにきて発覚する、グループ名未決定。

いろいろと悩んでるようだが・・・。

なかなか面白いものがある。

そして少しコメディなシーン。芸人格好をした3人は初めて見る。緩んだ腹は、りくかいくうでこわれた。
しかし、やはりなかなか思いつかないようで、穂乃果がとった策は、生徒からの投票をまつボックスの設置。他力本願。


グループ名はさておいて、次は、ダンス・歌の練習場を探しに出る。グラウンド、体育館、そして空き教室も空いていない・・・。
そしてきたのはなんと!学院の屋上!

さすが監督。当然だといえば当然だけど、この流れはすごくすき。

この屋上は、1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」でも、彼女らが練習していたシーンとして登場するシーン。なつかしさというか、組み込むべき元はしっかり組み込んであるうれしさというか、なんとも言えない気持ちになる。

そして歌の練習を始めようとするのだが、何も考えなかったようで・・・。


その後の掲示板をみている花陽と、そこに駆け寄る凛のシーンでは、声優の鹿子とりっぴーが経験が薄いということで心配していたが、かなりいい声をだしてくれた。かわいい。

花陽はまだメガネをかけている。ダンスをはじめると、外すのだろうか。だとすると既存のファンはもちろん、新しいファン獲得につながるファクターとして、監督が仕込んでいるものかもしれない。


替わって穂乃果の家。家に上がると、ダイエット中といっていたはずの穂乃果とことりが団子をたべていて、またもや海未が怒る。
そして、作詞の話。ここで海未が中学の頃に、ポエムを書いていたことが判明。はずかちい・・・。海未はたのみを受け入れてくれないかと思いきや・・・。

ことりの「おねがいっ(おねがいっ(おねがいっ))」エコー

やばい。
かなりやばかった。

結局、海未が作詞をすることになるのだが、別に練習メニューも組まれることとなる。基礎体力づくりに登場した聖地は「神田明神男坂門」前の階段。男坂を走るなんて、かっこよすぎる。

そこの神社で巫女として働いていた希に、お参りを促される。一方その頃絵里はなにやらランキングを見ているようだが・・・。穂乃果が手を合わせて祈っているカットでAパートは終了。

  • Bパート

穂乃果たち3人がとつぜん1年生の教室を訪れるところから。ピアノと歌のうまさを見込んで、作曲を真姫にたのもうとやってきたらしいが、見事に拒否される。ここの教室にはいってきた時の真姫の声すき。

その後絵里に、大切に学校を思っているからこそ、安直な考えはやめてほしいと告げられる。言われてみればたしかに・・・。穂乃果はまた悩む。シリアスなBGMが、廃校という現実に引き戻す。しかし、穂乃果のクラスメイトたちは、彼女らを応援してくれているよう。ここのやり取りで涙腺が緩んだ。

そして、グループ名を募集するボックスをのぞくと、そこにはなんと1枚だけ紙がはいっていた。広げた紙の真ん中には、すこし女の子らしいかわいくつぶれた字で「μ's」。ここのμ'sのアップで完全に泣いた。

シーンが花陽に替わる。掲示板も凝視していたし、さっきの紙は彼女がいれたのだろうか。しつこく真姫にたいしてお願いをし、校内を駆け回る彼女に、声を振り絞って「がんばってください!」と伝えたシーンが、心にのこる。

一方で真姫は、作曲を断り続けている。ふたたび現れ音楽室のドアの小窓からこちらを見る穂乃果に驚く反応がかわいい。
きくと真姫は、アイドルなんて軽い曲は好きでないそう。だがわけもわからずやらされた、笑顔での腕立て伏せに、アイドルのきつさを感じる。自分が軽蔑していたものがこんなにつらいものだったなんて、少し真姫のプライドがくすぐられる。
何より、渡された歌詞と穂乃果の意気込み、そして自分の歌声を認めてくれる存在に、彼女の気持ちは確実に揺らいでいた。この音楽室のカットだけで、真姫のたくさんの表情がみられてとても楽しかった。

その日の夕方、2年生たちがいつもの練習場所で練習していると聞いて、真姫がこっそり覗いていると、とつぜん後ろからおっぱいをつかまれる。そして悲鳴。誰かと思えば、それはまたまた巫女姿の希。おっぱいの感想は、まだまだ発展途上といったところらしい。もみたひ。

しかし彼女の伝えたいことはそんなことではなく、ただ、恥ずかしければこっそりとやるという手段もある、ということだけだった。希なんかつよすぎ。

翌朝、穂乃果の家に、一枚のCDが。ていうか雪穂なんで持ってるん。

見てみると差出人はなく、ただ「μ's」と書かれていた。だがそれこそが、穂乃果にとっていちばんの望んだものだったとおもう。

シーンが屋上になり、2年生たちがCDを再生するところから、真姫のソロソング。Pileさま歌きれい。のちのエンドロールでわかるその曲名は「START:DASH!!」。挿入歌とあるが、コレはBlu-rayについてくるタイプだろうか。そしてμ'sはその曲でランク外から最下位にランクインする。ついに、彼女らのアイドル活動が認知された、その瞬間だった。

  • エンディング

曲のつなぎがうますぎて、「START:DASH!!」かとおもいきや、正規のエンディングタイトル「きっと青春が聞こえる」。

歌詞は耳で判定して暫定以下の通り。


素直に追いかけて 勇気で追いかけて
ちいさな願いが 明日をつくる

できるかもみんなが望むなら

誰よりがんばっちゃえ
とにかく情熱のままに
目指すのは きれいな風吹く道

羽のように 腕あげて
まぶしい未来へと とぶよ

きっと青春が聞こえる
その瞬間に聞こえる

笑顔なら いつの日も大丈夫

きっと青春が聞こえる
その瞬間が見たいね

隣に君がいて 嬉しい景色

隣は君なんだ


このエンドロールが想像以上にいい。
全員がかわいく描かれ、サビは真姫の弾くピアノのまえで9人ならんで合唱。にこがおしりをフリフリしていたり、凜がマラカスをふっていたり、真姫がピアノを弾きながら目を閉じて歌っていたり、それぞれのキャラクターが1コマでわかる。

やっと聴けた期待のエンディングタイトル。感動して、なぜか泣いた。

  • 総括

2年生組の方向性が見えてきて、グループ名決定や、真姫による歌詞の作成など、大きく進展する箇所があった。また、凜と花陽も少しずつ穂乃果との接触が増えてきて、メンバー加入も遠くなさそう。
対し、にこはまだほとんどしゃべっていない。次回、ファーストライブということで、にこを焦点にしたイベントが起こるのか、また、ライブでの曲は何が使われるのか。μ'sとして活動を始めた2話、楽曲やメンバーらの関係性がどう描かれていくのか、次回もまたすごくたのしみになる話だった。

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