おくらあえ

おくらの脳内を和え和えする。

TVアニメ『きんいろモザイク』第1話 観後感

TVアニメ『きんいろモザイク』第1話をニコニコ生放送で視聴しましたので、ここにその感想等を綴りたいと思います。



画面スコープサイズで開幕した『きんいろモザイク』(以下きんモザ)。

前半は忍(以下しの)とアリスの出会いが描かれていました。この出会いのパートで、感動した点がすでに3つほどありました。

1.英語の発音がすばらしい
アニメ放送前にきんいろモザイク公式からも通知があったように、このTVアニメ『きんいろモザイク』の英語監修に「COCO塾」さんが協力しており、公式ページ「スペシャル」の項にも、そのレポートがあります。


その甲斐あってか、アリスをはじめとした各キャラクタの声優さんの英語の発音は、とても同じ日本人とは思えないほどに上手。ここに各キャラ独特のなまりだとか、個性を交えていくのですから、頭が上がりません。また、アニメ化にとても力を入れているんだなとも感じ、非常に気持ちが昂りました。





2.カレンが1話から登場する
原作コミックでは少し遅れて登場した九条カレン。ちなみに私が一番好きなキャラなのですが、アニメでも少し遅れて登場するのでは・・・と心配していました。しかし、回想パート(といっていいのかは定かでないですが)で登場。

カレン役東山奈央さんの英語の発音もすばらしく、感動しました。原作ではこの場面のように、アリスとカレンだけが英語で会話するシーンも時折あるので、またいつか聴けると、今からが楽しみです。





3.しのとアリスの出会いを大切に描いている
第1話Aパートで描かれた、しのとアリス二人の出会いの話。ここで、ラストに彼女らはひたすらに「ハロー」と「コンニチハ」を繰り返し叫び合いますが、ここはアニメオリジナルのもので、原作にはなんと2-3コマのみで描かれていました。

これをアニメでは、ドラマとして構築しており、内容もすごく自然なものだったと感じました。

また、しのがアリスにプレゼントしたというかんざしについてもストーリーがあり、ここで目が潤みました。

これがあることで、二人の出会いをより密でリアリティあるものにし、Bパートでの再会に一味も二味も加えました。





そのBパートでは、しのが高校生となった春から始まります。Aパートで幼少期のものとして登場した、綾と陽子も高校生になり、ここから原作コミック1巻モノクロページが始まっていきます。

背景のほとんどは、パステル調になっており、きんモザ独特のほんわかした雰囲気に、その名の通り「モザイク感」を出そういう企みなのかな、と感じました。

成長したアリスも登場します。髪には昔しのからもらったかんざしもつけていて、とてもかわいいです。




Bパートが終わるとオープニング・タイトルが流れました。歌は「Rhodanthe*」で「Jumping!!」。ここではカレンも映っていました。

そのあとは映画のようなコマ割りでエンディング・タイトル。アニメ放送前PVのBGMとして流れた「Your Voice」を聴きながら、少しだけコミックの内容を追います。

ラストはアリスがしのとしの母に挨拶をする、原作コミック1巻巻頭カラーページの内容。アリスの日本への愛が垣間見られる内容でした。



総括として、非常に丁寧に、ほんわかと描かれていて、みていて優しい気持ちになれるものだったと思います。

次回は「#2 ちっちゃくたって」。アリスとしの・綾・陽子の絡みが楽しみです。


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