「KIN-IRO MOSAIC Festa」イベントレポート
先日12月29日に、ギャラクシティ 西新井文化ホールにて開催された、TVアニメ『きんいろモザイク』(以下、きんモザ)のイベント、「KIN-IRO MOSAIC Festa」(以下、きんモザFesta)に参加してきましたので、そのレポートを綴りたいと思います。
※追記
ライブの衣装はいつもの制服衣装に加え、スカート内側にフリルがついていました。
まずこのイベントは、チケットを持っていない人でも参加できる物販から始まりました。開始は10時からだったのですが、筆者が到着した9時40分ころですでに200人近い人が・・・。
初めは会場外の道路で待機していたのでものすごく寒く、また中の様子も窺えないため、ただひたすらに待つことしかできませんでした。
待つこと30分ほどで、やっと中まで進んだと思いきや・・・
なんと中に今まで並んでた列の2倍近い長さの列が・・・()
そんなうちに物販グッズはどんどんと売り切れていき、筆者が購入席にたどり着いたころには主要なものはほぼ残っていないという状態に。
とりあえず5000円以上の購入でもらえるショッパーはほしかったので、キングブレードを2本購入。
持ってきていたものと合わせて4本に。
物販の再販を検討してほしいものです(・8・)
その物販の購入席のすぐ後ろには、Rhodanthe*5人のサイン入りのスタンディが!
ほしい。笑
フラワースタンドなども多く届いていました。
これらを見たあと、少し時間をつぶしてから、会場へと移動しました。
会場、西新井文化ホールは席数902席。私は2階席でしたが、そんなに遠すぎることはありませんでした。
開幕前にRhodanthe*の5人がイベント中の注意等を、姿を見せずに語りました。この時点ですでに自由にやっている5人がものすごく楽しそうで、会場からも笑いが起こっていました。
やがて開演時間の13時30分を過ぎ、いよいよ開幕!
幕が上がると、舞台上に現れたのは部屋のハリボテに本物のベッドが2つ、それにひざ掛けのようなものが5つ。
それらを認識すると間もなく、ステージ右から大宮忍(以下、しの)役、西明日香さん(以下、西さん)が元気に登場。
ステージ上部に設けられたモニタにカメラによる映像がリアルタイムで映されるため、西さんの弾けるような笑顔が会場を一気に明るくします。
続いて、田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さん(以下、それぞれ名字で表記)も次々に登場。
5人そろった後挨拶をし、それぞれの自己紹介。今回の衣装が、このきんモザFestaのメインビジュアルと同じパジャマだということもあって、今までのイベントで着ていた制服でないという点がすごく印象的でした。5人もその話をし、会場からは「回ってー!」との声も上がり、5人はそれぞれ自己紹介の時間が来ると、回って見せてくれました。
東山さんの番が来ると、話は昨日(12月28日)の、内山さん宅でのお泊り会について、に移ります。
聞くと、内山さん宅で西さん・東山さん・内山さんら3人でお泊り会をしたよう。
3人が楽しい話に花を咲かせるなか、残りの2人の種田さんと田中さんが暗い顔つきのまま、お互いを見合い、結果無言で抱き合うという流れに、笑いが起こりました。
話が一段落すると、さっそく最初のイベントコーナーへと移っていきます。
が、ここから筆者記憶がかけております・・・。
断片的にお話をすると、某お昼の番組のようにとあるお題(「今だから言えるごめんなさい」など)を選んでそれについて語ったり、以前「~みんなと一緒に!~ 『きんいろモザイク』お気に入りシーン♪ランキングアンケート」で集計したランキングを発表したり、2チームに分かれて大喜利対決をしたり、風船を交互に棒で深く刺していき先に割った方が負けというゲームをしたり・・・とにかくいろいろなことをやっておられました。その様はまさにしの達5人が本当にパジャマパーティーをしているよう。すべてを細かく伝えられないことが残念です。
ですが!なんとこのきんモザFestaの模様を収録した映像商品が発売されるとのこと!気になる方はぜひそちらをチェックしてみてください。
というわけで以降は、筆者の心に残った出来事だけ綴ってまいります。
まず、トークコーナーとゲームコーナーの間あたりで行われた、生アテレコがすごく印象に残っています。第1話では、しのとアリスが、しのの寝室で別れたあとまたアリスが戻ってき、一緒に寝るというシーンから、「ハロー」と「コンニチハ」の掛け合いのシーンまでを聴くことができました。生というだけあって、実際に観るアニメとは違った音・息づかいがリアルで、第1話で泣いた筆者が、ここで泣かないわけがなく・・・。
第4話の中学生のころの綾と陽子のやり取りも心に沁みました。そのあと陽子に届いた手紙がしののものからだと分かったシーンでは、会場からは笑いが起こっていました。
そして、それを機にそれ以降のアテレコがおかしいことに。
誰が最初にやりだしたのかは分かりませんが、途端にアドリブが入ります。さすがプロ、映像と音声が一致しているので、違和感を感じないのにセリフだけがずれていて、会場は笑い声の方がキャストのマイク声より大きいという事態に(笑)
アリスがほんわかした言葉を言うはずのシーンが「みんなといても暑苦しいだけだよぉ」と笑顔で言っていたり、カレンが「やっと台本通りになってきたデス!」と違和感なくしゃべる姿は本当におかしかったです。
生アテレコが終わった後すぐ内山さんが
「台本と違くない!?」
「みんなリハの時は一字一句間違えなかったのにさ、」
「もうおかげさまで(次どんなネタにしよう)って考えっぱなしで内容入ってこないよ(笑)」
「あ~怖いわ~」
とコメントし、会場は笑いのまま締めくくられました。
その次に印象に残っているのはやはりライブパート。
全てのコーナーを終えて、5人がお着替えに行ってから30分程度のものでしたが、非常にいいものでした。
その前にお着替えタイム中に、各キャストに対して他の4人がトークしたものの録音が放送されました。5人ともお互いの良さ・面白さをよく知っていて、すごく楽しそうに語っている様子が思い浮かべられました。
やがて5人分のトークが終わると、ついにライブが開始!
幕が上がると、まず始まった曲はエンディング主題歌「Your Voice」。コールや振りは特にない曲でしたが、身体を温めるには十分でした。
その後1つ挨拶をはさんで「ジャンプの用意はできてますか!?」と西さん。きんモザ1盛り上がる曲であろうそのフォーメーションをとって流れ始めたのはオープニング主題歌「Jumping!!」。
イントロを歌った後の最初の「3,2,1,Jump!」から会場のテンションはいきなりマックスに。声量とジャンプの高さがイントロじゃない。Aメロまでの間奏の裏打ちもテンションがおかしい。
それ以降はBメロまでまとまったコールはありませんでしたが、「Jump!」と「Go!」のところだけは会場全体が跳ねていました。「ケッコー 結構」と「Let's go!! Let's go!!」、「もっと もっと」と「Happy Happy」のコールもしっかり入りました。とにかく「Jump」が楽しい、最後までハイテンションな曲でした。
かなりの体力を使ったのか、5人はこの曲が終わるとすでに汗をかいていました。水を飲み、次の曲へ。知らないひともいるかもしれないと言って始まった曲は「さつきいろハルジオン」!筆者が一番好きな曲ということで、すぐにハルジオンのホワイトのキンブレ3本と黄色のブースターを1本に。
イントロ・Aメロ・Bメロのコールはいたって普通でしたが、サビの振りが振り真似でワイパーなのが楽しい。そのあと8の字を描くようにRhodanthe*が手を動かすのに合わせて「フゥーッ フゥーッ フゥーッ フゥーッ」というのも楽しくて印象的でした。
さつきいろハルジオンが終わると、また小休憩をはさみ、最後になりますが~と西さん。会場からは当然えぇーと声が上がります。しかし時間も残り40分ないほどで夜公演の時間となるころ。
ハイテンションな歌をやりすぎたので、最後はしっとりとした曲ですと言われ、ぼくは「さくらいろチェリッシュ」と思い、ピンクを用意しましたが、曲は「ぎんいろスノウドロップ」。
曲が始まると会場は一面真っ白に。冬に沁みる、友情を歌うチルアウトなウィンターソングに合わせて、ゆっくりと動く白の光がとてもきれいです。
間奏では、5人が3月初めて5人そろって顔を合わせたころから今までイベントやアフレコをおこなってきた思い出、声優になってよかった、そして応援してくれて本当にありがとう、そういったきんモザに対する全ての思いを語りました。
実はこのライブの前にイベントダイジェストと称して、Rhodanthe*の5人がことし行ってきたイベントをまとめた映像が流れ、その舞台裏で楽しそうに笑ったりはしゃいだりするメンバーの姿を見ていました。それを見た後に5人の思い出の話を聞くと、本当に心の底からよかったと思えるようで、自然と涙がこみ上げてきました。
「夜の部もあるけどもったいぶらずに全部言い切っちゃいます」としっかりすべてを読んでくれました。とにかく、この5人でよかった、きんモザに出会えてよかった、そしてありがとうと口を揃えて言う彼女らの目にも涙が。
最後にメッセージを読んだ西さんは5人の中で一番号泣してメッセージを読む声も震えてしまっていました。筆者もすでに第1話生アテレコや、ぎんいろスノウドロップの始めで泣いていましたが、もらい泣きでもう涙が止まりませんでした。
読み終わった後は大サビ。5人の少し涙を含んで揺れる声に、会場のいたるところからもすすり泣きの音がしました。自分でもなぜ泣いているのか分からなかったのですが、とにかく涙で視界がぼやけたまま、白色を振り続けました。
やがて曲が終わるとこの日一番の拍手が。「夜もあるから泣かないって決めてたのに・・・」と笑いながら西さん。その笑顔でまた5人とも笑い、会場にも笑いが戻ってきます。
そしてもう終わりだけれど、あと1曲だけいけるらしいとのこと。涙で終わってしまうきんモザなんて誰も望みません、笑顔で帰るためにもう一度流れる曲は「Jumping!!」。
1回目の時とは比にならないほどのテンションでジャンプした会場の盛り上がりは今日最後にして最高だったと感じます。モニタには最初と違い歌詞も表示され、会場にいる全員で歌いつつもコールを入れるというものすごく暑苦しいことになりました(笑)
曲が終わると、5人の「ありがとうございました!」という挨拶で幕は降りていき、イベントの全行程が終了しました。久しく号泣したことと、最期に「Jumping!!」を歌えたことで全て吹き飛んだようで、とてもすっきりした気分になりました。
実は筆者はライブというものに参加したのはコレが初めて。非常にいい経験になりましたし、とても楽しいものだと感じることができました。
原作は続いていくでしょうが、アニメきんモザがこれからどうなるかはまだ分かりません。イベント中、5人が「続くかどうかは分からないんですけど」などなどと誤魔化すようなもごもごとしたようなコメントが非常に気になるところです。
ですがどちらであれ、私はこの5人だからこそできたことがあるから、またいつか、Rhodanthe*で歌ってほしいと、思いました。まだまだ聴けていない曲もありますしね!
というわけで、記憶から抜け落ちた箇所が多数ありますが、そこはこのイベントの模様を収録した映像商品を買って補っていただくということで、来年のきんモザの動きに大いなる期待を込めて、今回のきんモザFestaイベントレポートとさせていただきます。