『きまぐれラブライブ!通信 vol.19~全62曲を作曲者別に見る~ 』
※担当曲の多い順→曲のリリース順
※全63曲から「START:DASH!!」の被りを除いて62曲
高田 暁
WILD STARS(編曲:高田 暁)
きっと青春が聞こえる(編曲:高田 暁)
夢なき夢は夢じゃない(編曲:高田 暁)
Anemone heart(編曲:高田 暁)
タカラモノズ(編曲:高田 暁)佐々倉有吾
ラブノベルス(編曲:佐々倉有吾)
愛は太陽じゃない?(編曲:佐々倉有吾)
輝夜の城で踊りたい(編曲:佐々倉有吾)
Wonder zone(編曲:佐々倉有吾)
ぷわぷわーお!(編曲:佐々倉有吾)山田高弘
僕らのLIVE 君とのLIFE(編曲:高田 暁)
Snow halation(編曲:中西亮輔)
愛してるばんざーい!(編曲:清水哲平)
LOVELESS WORLD(編曲:河田貴央)河田貴央
Wonderful Rush(編曲:河田貴央)
after school NAVIGATORS(編曲:河田貴央)
ススメ→トゥモロウ(編曲:河田貴央)
No brand girls(編曲:河田貴央)佐々木 裕
乙女式れんあい塾(編曲:佐々木 裕)
START:DASH!!(編曲:佐々木 裕)
微熱からMystery(編曲:佐々木 裕)
Cutie Panther(編曲:佐々木 裕)倉内達矢
Pure girls project(編曲:倉内達矢)
Beat in Angel(編曲:倉内達矢)
LONELIEST BABY(編曲:倉内達矢)
Paradise Live(編曲:倉内達矢)山口朗彦
baby maybe 恋のボタン(編曲:山口朗彦)
sweet & sweet holiday(編曲:山口朗彦)
Music S.T.A.R.T!!(編曲:山口朗彦)佐伯高志
もうひとりじゃないよ(編曲:佐伯高志)
ありふれた悲しみの果て(編曲:佐伯高志)
UNBALANCED LOVE(編曲:佐伯高志)増田達行
もぎゅっと"Love"で接近中!(編曲:A-bee)
ぶる~べりぃ♡とれいん(編曲:三浦誠司)山元祐介
純愛レンズ(編曲:山元祐介)
キミのくせに!(編曲:山元祐介)若林 充
告白日和、です!(編曲:若林 充)
soldier game(編曲:若林 充)藤末 樹
Love marginal(編曲:藤松 樹・松坂康司)
スピカテリブル(編曲:藤松 樹)吉田勝弥
ダイヤモンドプリンセスの憂鬱(編曲:高田 暁)星 和生
知らないLove*教えてLove(編曲:福富雅之)青木多果
あ・の・ね・が・ん・ば・れ!(編曲:青木多果)奥松 誠
夏色えがおで1,2,Jump!(編曲:高田 暁)俊龍
Mermaid festa vol.1(編曲:渡辺和紀)三浦誠司
私たちは未来の花(編曲:三浦誠司)山崎真吾
Mermaid festa vol.2 ~Passionate~(編曲:松井 望)八重樫ゆう一
Someday of my life(編曲:八重樫ゆう一)須田真吾
恋のシグナル Rin rin rin!(編曲:安藤高弘)鈴木裕明
まほうつかいはじめました!(編曲:鈴木裕明)前口 渉
孤独なHeaven(編曲:増田武史)増谷 賢
勇気のReason(編曲:増谷 賢)河原嶺旭
Listen to my heart!!(編曲:河原嶺旭)yozuca*
これからのSomeday(編曲:lotta)江並哲志
にこぷり♡女子道(編曲:山元祐介)川崎里実
硝子の花園(編曲:増田武史)
所感としては、どの作曲者がどういった曲調を作曲していると断言はできないものの、アニメ放送開始以降にリリースされた曲の作曲者がほとんど、過去の曲で作曲・編曲を経験している者であることがうかがえた。これはプロジェクトラブライブ!的にも、新しい作曲者を雇うより、今までの中からマッチしている作曲者を探そうとした結果なのかどうか。
『リスアニ! Vol.14.1 「ラブライブ! 」音楽大全』にて音楽プロデューサーである伊藤善之と木皿陽平、そしてディレクター・佐藤純之介らは、「印象的なクリエイターは」と訊かれ、「高田 暁」「山田高弘」「河田貴央」「佐々木 裕」と答えているが、その中で、高田 暁についてこう述べている。
伊藤
高田くんはウチの、アニソンのエースのひとりなんですよね。ほかの作品でも起用回数多いので、実は『ラブライブ!』ではあんまり起用しなかったの、最初の頃は。なんですけど、徐々に高田のクオリティが必要になってきて、結局TVのEDテーマなんか彼だったしね。
"徐々に高田のクオリティが必要になってきて"ということを証明するかのように、アニメ以前は編曲をメインにラブライブ!に携わっていた高田 暁だが、アニメ以降、作曲をメインにし現在トップの作曲数となっている。
また倉内達矢も、アニメ以降でぐっと作曲数を伸ばした。そもそもでラブライブ!に作曲・編曲ともに携わっていなかったにも関わらずここまでの作曲数。それに担当したものは全てユーロビートであったりディスコチックであったりと若い個性が出ており、アニメ以降、その手の曲を任されていると言っても過言ではなさそうだ。佐々倉有吾についても、オリジナリティの高い変化球なサウンドが多く、以降の活躍にも期待がもてる。
いよいよ2か月後にアニメ2期が始まるラブライブ!。これからもどんどんリリースされていく曲たちを、こういった視点で見てみるのもまた、おもしろいかもしれない。