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おくらあえ

おくらの脳内を和え和えする。




TVアニメ『ラブライブ!』第8話 観後感

第8話:「やりたいことは」

前回のあらすじはなく、初めから不穏な空気の漂うシーン。廃校確定ということを聞き、おもわず理事長室に飛び込んだ穂乃果。ことりの表情や声にも緊張感がついていて、BGMと合わさって心が痛い。だが、廃校確定というのは早とちりだったようで、2週間後のオープンキャンパスで結果が芳しくなかった場合に廃校を決めるとのこと。いよいよ目前に迫った廃校確定の危機、穂乃果と絵里それぞれが決心をするシーンでアバンタイトルが終了。


  • オープニングタイトル

そろそろこの曲とアニメ全体の動きが連動してくれるとテンションあがる。


  • Aパート

μ'sメンバが今後を話しているシーンから。凛が言うように廃校となった場合、下級生はいなくなる。ということはここで言う廃校とは、全学生が卒業するまでの入学希望者募集の取りやめらしい。ここはコミック版と変わらない様。真姫はその方が気楽だというが、これに私は同感。広い校内で1学年だけというのはすごく寂しいが。
一方の生徒会は、絵里曰く独自に活動を行うらしい。一体絵里が何をしようとしているのかはここでは把握できないが、下級生―ネクタイの色が臙脂色を基調としているため2年生だろう―が何か言いたそうにする。

「言いたいことあったら、言った方が良いよ?」

標 準 語 キ タ

知っている人と知らない人、どちらの方が多いかは見当がつかないが、希の関西弁は生粋のものではない。ここで標準語を出したのはどういう意味があるのだろうか。

話を戻して、その2年生らが言いたいことというのは、入学希望者を増やすために、堅苦しいことをするのでなく、なにか楽しいことをしようという提案。学校の制服がかわいいとか、スクールアイドルとか・・・しかし絵里は他には、と一喝。

それで来たのは校内で飼っているアルパカの飼育小屋。確かに珍しいしかわいいが・・・。ちょっとこれでは...と言う絵里に、黒い方のアルパカが唾をかける。アレ臭いんだよね・・・。

2年生3人組が慌てて生徒会長の顔やら服やらを拭いているところに、飼育係となっている花陽と、その手伝いをしに着いてきた凛がくる。

わかりやすwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 

さすが女子校といったところか。

生徒会の2年生の一人がライブの話を二人に持ちかけるが、絵里に止められてしまう。凛のぶすっした顔がかわいい。



シーンが変わってμ'sの練習風景。

天 元 理 心 流 闇 魔 法

一目見た時にビビッときましたね~~~。

話戻って、いつも通り海未が指導をしているが、いつもより厳しい、というより心ここに在らずと言った感じ。真姫がなぜ気に入らないのか問うと、感動できないから、ということ。

そこでその日の夜に、海未は絵里にダンスを教わることを提案する。彼女の踊りの才は本物だった。"素人"と言われる理由も分かる。だが、潰されかねない、楽しくなくなる等々否定的な意見が散見された、と思ったが。穂乃果はダンスが上手い人が近くにいるなら教わるべきだと言った。余計な感情に振り回されず、いまは廃校を阻止するためにできることをやる。ここでも穂乃果の、今までの筋の通った気持ちは貫かれている。結局、明日さっそく交渉にいくこととした。


シーンが変わって絵里の部屋。生徒会がおこなう、音ノ木坂学院のアピールスピーチらしいが、雪穂がうつらうつら・・・。内容はまとまっているものの、中学生には小難しいワードがあり、眠くなるのも分かる。絵里はそこで文章自体を手直しするため意見を訊こうとするが、亜里沙が正直な気持ちを言う。

亜里沙はあまりおもしろくなかったわ」

「なんでお姉ちゃん、こんな話しているの?」

「これがお姉ちゃんのやりたいこと...?」

何故か号泣

ちょっとここで30秒ほどお時間をいただいて泣いた。



絵里は希に昨夜のことを話すが、頑固やねとだけ希。絵里は学校を存続させたいだけ、と言うが・・・。

そこにμ'sの2年生組が訪れ、昨日話したことを言う。ダンスの練習を見てもらうように依頼した。

快諾、とはいかなかったが、海未との一件もあり、μ'sの人気度を考慮し、絵里は彼女らの練習を見ることとした。ついに9人がダンスを通して、密接にかかわるようになるのだ。陰にかくれるにこはイヤな予感しかしない、というが。

希の星が動き出したみたいやな、というセリフのコマでAパートが終了。


  • Bパート

絵里の回想から。バレエをしているようだが、結果が喜ばしいものではなかった時のもののよう。絵里の挫折という一面を描いたシーンか。

μ'sの練習風景に戻る。とつぜん凛が体勢をくずし、尻から勢いよくコケる。

ぜんぜんダメじゃない、よくこれでここまでこられたわね、と絵里。基礎的な練習はそれなりにおこなってきていたはずだが・・・

「痛いにゃぁぁぁ!」

語尾の割に体がかたい凛たそ~



絵里曰く、足を開いた状態でお腹が地面に着かなければいけないらしい。確かに、思えばダンスの基礎は柔軟さを基盤とするからそれは重要だったはず。ここまで来られたのが驚きというのが分かる。

ことりは元からやっていたのか、お腹をつけられる程柔らかかった。すごい。

柔軟の他にも色々なことをやらされるμ's。バランス感覚を鍛えるものやら、筋トレやら・・・。

うーむ( ◠‿◠ )

と、片足一本立ち(なんていうトレーニングかは知らない)をしている最中に、花陽がずっこける。練習着がところどころ汚れていて、この練習のハードさがうかがえる。絵里は花陽を見て、練習を中断した。

これにμ'sメンバらは怒るが・・・。絵里はさらにキツい言葉を浴びせる。それこそ彼女らが諦めるのを促すような。しかし、メンバらは絵里に対して御礼をいい、また明日もお願いしたい、とだけ言った。




シーンが変わって亜里沙の部屋。プレーヤで「これからのSomeday」を聴いているところに、絵里が入ってきてイヤホン片耳半分を借りる。彼女らの練習を見たこともあり、全然なってないと言う絵里だったが、亜里沙は彼女らを見ていると胸が熱くなり、元気がもらえる、と言う。これに私はおおいに共感した。絵里の目にも、μ'sは輝いていて、何より楽しそうに見えたのかもしれない。

翌日、屋上に出る扉の前まで来た絵里。μ'sメンバは揃わないだろうと考えて様子を見に来たようだが、真姫らに見つかり、屋上へと背中を押される。

昨日あれだけ言ったのに、なぜまた・・・。そう思う絵里に穂乃果は言う。

「やりたいからです!」

「廃校をなんとか阻止したいと思う気持ちは―」

「生徒会長にも負けません!」


この言葉に絵里ははっとする。彼女らは本当に、今やりたいことをやっている。廃校をなんとか阻止したいと願い、思い付きではあったが、スクールアイドルとして新しいことを始めている。

だから今日も練習を見てもらいたいと言う穂乃果だったが、絵里は無言のままに立ち去ってしまった。



「これがお姉ちゃんのやりたいこと?」
「やりたいからです!」

絵里のやりたいことは・・・。




そこで希とあう。



希は知っていた。いつも一緒にいたから。



いつも誰かのために何かをしていた。生徒会長としての義務感として廃校を阻止しようとしていた。

「エリチ―」

「エリチの本当にやりたいことは?―」

切ないBGMと二人の目の潤みにここで再び号泣(1分)。


生徒会長として"やるべきこと"と、絵里自身として"やりたいこと"のカオス。自分でも気づいている。だがそれを初めて表にさらされ、絵里は初めて、希に対して声を上げた。


「なによ・・・」

「なんとかしなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!」

「私だって、好きなことだけやって!」

「それだけでなんとかなるんだったらそうしたいわよ!」



押し隠していたじぶんの気持ちを吐いた絵里は

泣いていた。




絵里は自分が不器用なことを知っていた。もう、今更、アイドルを始めようだなんて、言えるわけが無かった。自分の気持ちを全て出した絵里は、堪え切れず、その場を走り去った。


そして、絵里は教室のひとつへと入り―

ってうわああああああああああああああああああああああああああああああああああ

涙腺大爆発(5分)

もうダメ・・・(5分)

「私のやりたいこと...そんなもの―」

その言葉を遮ったのは

穂乃果たちだった。

「生徒会長、いや、絵里先輩―」

「μ'sに入ってください!」






アカン死ぬ・・・(5分)



ここまで来てもまだ受け容れてくれない絵里。けれどもう皆、絵里の気持ちに気付いていた。


やりたいことに理由なんてない、やりたいからやってみる。

本当にやりたいことは、そんな感じで始まる。そう希は言った。

ハァ死ぬ


文字通り、3年間分ほど泣いた気がする。


そしてまあここまで再現されているワケだが

なんか馴れ馴れしいごめんなさい


そして絵里はついに自分のやりたいことを、見つけた。

ついに8人とまでなったμ'sだが、希も加入するらしい。そしてあの「μ's」と書かれた紙は、希が書いたものだとわかる。


ミューズがギリシャ神話に登場する、文芸活動を象徴する女神だということは過去の観後感で述べているが、これが、希のタロット・神話などに精通しているから、という伏線であったことに今更気付いて、驚きで涙が引っ込んだ。



こうして9人となったμ's。絵里はさっそく練習をしようと、教室を出た。



シーンはオープンキャンパス当日。

んああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

シンジャウ・・・


夏の日差しに照らされる一面の青い芝。間違いなく「僕らのLIVE 君とのLIFE」だ。

そして穂乃果が言う。

「これからやる曲は私たちが9人になって初めてできた曲です!」


もう死ぬしかないじゃない・・・

もう涙が止まらない。

これ以降については、多くのラブライバーが比較動画を上げているため、特に書くことはないのだが、凛と花陽がバドミントンをしているところまで描いてあったことに今気が付いた(初回はここは涙で本当に見えなかったのだが、曲を止めたくなく再生し続けていた)。


そしてサビの

答えなくていいんだわかるから
胸にえがく場所は同じ

で撃沈たそ~。




もう書けない。Bパートは以上。



  • エンディングタイトル

ついに9人で歌うエンディングとなった。とどめの一撃。


  • 総括

絵里の葛藤をフォーカスし、ついにμ'sが名の通り9人となった。劇中で穂乃果も言っていた通りこの回は彼女らにとっての「スタート」となるだろう。

驚くべき点も多くあった。まずプロジェクトラブライブ!が実際に始まった時期が2010年8月なのだが、それと同じ時期に、オープンキャンパスという巧い名目と重ねている。また、「僕らのLIVE 君とのLIFE」のPV調で描いている場面も後半に多くあり、1話から通してきて違和感を感じる点も全くないことから、監督・スタッフ一同の真剣さが伝わってきた。『ラブライブ!』がTVアニメ化して"本当"によかったと言える、いわゆる神回であったと思う。

次回第9話は「ワンダーゾーン」ということで、すこし不思議なタイトルのコールをことりが担当し、カットにメイド姿が散見された。これは今まで言われてきた「ミナリンスキー」なるものの正体がわかるのか、はたして・・・。

とにもかくにも9人となったμ'sが、これからの残り5話でどう描かれていき、廃校阻止ができるのか、気になるところが多く非常に楽しみである。

画像の著作権は「© 2013 プロジェクトラブライブ!」に帰属します。